安福寺の四季
心安らかにしてくれる自然豊かな岸和田市相川町に在する「安福寺」
季節によって様々な表情を見せてくれる「安福寺」に、是非お気軽にお越しください。
(画像をクリックすると動画が見れます)
「春の安福寺」
春の安福寺周辺には、菜の花が美しく咲き誇り、春の陽気に誘われたツクシがいたるところで顔をだす。そんなどこか懐かしいのどかな自然に囲まれた、心いやされるところです。
安福寺、相福庵のすぐ隣を流れる「清流:津田川」沿いには、見ごたえのある美しい桜の花が連なっており、見る者の心を楽しませてくれます。
春のポカポカ陽気の日には、ぜひお散歩がてらお立ち寄りください。
「夏の安福寺」
夏の安福寺は、山中にヒグラシのコーラスが響きわたる情緒豊かな心地よい雰囲気です。
(毎年、安福寺では「蜩蝉(ひぐらしぜみ)コーラスと朝粥の会」を開催しています。)
ここ相川町は「ホタルの里」と呼ばれるように、安福寺のすぐ近くを流れる清流「津田川」では6月中旬~下旬にかけて、ホタルが飛び交う人気スポットになっています。
「津田川」には、たくさんのカワムツなどの川魚が元気に泳ぎ、サワガニやモクズガニがのんびりと生活しています。
「令和四年 盂蘭盆会・施餓鬼会」
毎年、8月のお盆に精霊を迎えに檀家の方が安福寺へ来られます。いわゆる「経木迎え」です。
そして、各家の仏壇に祀り共に過ごし、15日の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」にその経木と共に安福寺へ参り、最後は「経木送り」といわれる、それぞれのお墓へ送り届ける法要をおこないます。
この間に住職は各家を訪ねて、家族の皆様と「棚経参り」をおこないます。
「施餓鬼会」とは、「餓鬼」に「施す」と書するがごとく、「餓鬼道(がきどう)」に堕ちて苦しんでいる無縁仏をその苦しみから救い、供養する法要になります。
仏教界には六道「地獄道」「餓鬼道」「畜生道」「修羅道」「人間道」「天上道」の六つの世界があります。
「秋の安福寺」
秋の安福寺は、銀杏やモミジなどが美しく色づく心安らぐスポットになっています。
あまり知られてませんが、安福寺境内から裏山に登れるちょっとした散策コースがあります。どうぞお散歩がてらお気軽にお立ち寄りください。
散策コースを進んでいくと「人工林」「天然林」「原生林」が凝縮されて観賞することができます。
※足元が落ち葉などにより滑りやすくなっていますのでご注意ください。
「住職の法話とアルゼンチンタンゴ演奏会」
毎年、10月に当安福寺においてプロ演奏者をお招きし、「アルゼンチンタンゴ演奏会」を開催させていただいております。
安福寺においては人気の行事であり、毎年100人を超える方々が鑑賞に来られます。
バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノの編成楽団によって醸し出されるアルゼンチンタンゴの演奏は、情熱的で哀愁を帯びた感情豊かな魅力的な楽曲が特徴です。
住職の法話による仏様の教えとともに、当寺院とはまったく違った文化のコラボを是非お楽しみください。